ごあいさつ

  わが国は四方を海に囲まれ、領海と排他的経済水域(EEZ)を合わせた200海里水域の面積は約447Kmで世界第6位となっており、これまで食料確保、物資輸送等、海から多様な恩恵を受けてまいりました。この海洋の開発、利用、保全はわが国経済社会の重要な課題であり、今後、ますますその重要性が高まってくるものと考えられます。こうした中、わが国の海洋をとりまく近年の状況は、海上交通路の安全確保や、東日本大震災による被害からの復旧・復興ならびに自然災害に強い国造り、海洋再生可能エネルギーへの関心の高まり、200海里水域における深海底鉱物資源の探査・開発等、大きな変化の中にあります。

 当会は創立以来半世紀近くにわたって、海洋開発に関する産業団体として、市場動向調査、産業振興・政策提言、プロジェクト提案等、横断型の特徴を活かした各種の活動を展開してまいりました。今後とも、海洋産業の振興およびその健全な発展と国際競争力の強化という海洋基本法の理念や、基本的施策の実施に向けた各種プロジェクトの推進を通じて、海洋立国の実現を目指し、もってわが国社会経済の発展に寄与するとともに、地球規模の視点に立って海と人類の共生に向けて微力を尽くしてまいりたいと存じます。

 関係各位の一層のご支援とご高配を、切にお願い申し上げる次第です。

 

会長