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調査・研究
RESEARCH

07. ブルーカーボンの実用化及び普及に向けた調査・研究

2023年度に新設の本研究では、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向け、ブルーカーボンの国内外の先進事例、法制度、クレジット化の現状について情報収集、意見交換を行うとともに、一層のブルーカーボン技術の実用化及び普及に向けて、必要な施策等の在り方について検討を行います。

グリーンカーボンとブルーカーボンの炭素循環図
(出典:Jブルークレジット🄬 認証申請の手引き ver2.2 (2023))
(出典:「鹿児島&沖縄マングローブ探検」ウェブサイトより)

2050年までのカーボンニュートラルを実現するには、二酸化炭素の排出量を減らすことに加えて、排出された二酸化炭素を吸収することが必要となります。これには、陸上の森林等によるグリーンカーボンと海洋中の海藻によるブルーカーボンがありますが、ブルーカーボンの方が二酸化炭素の吸着を効率的、効果的に行うことができるものの、まだ利用範囲が狭く、クレジット化も遅れている状況にあります。

本研究では、国内外の先進事例、法制度、クレジット化の現状について情報収集、意見交換を行うとともに、一層のブルーカーボン技術の実用化及び普及に向けて、必要な施策等の在り方について検討を行います。